無理が積もる日

会社が、というか仕事が無理すぎて早退した。担当なのに終わらせられない罪悪感とか、いろんなところからいろんなことを要求されているのに進まないこととか、とにかく涙が出そう。。店舗の時と違って理不尽で感情的な人は全然いなくて、ただ私がもう少し先読みできて、アレとアレを連携できてたら、とかテキパキやれてたらって考えると無能さが本当に本当に辛いのであった。。きっと完全に落ち着くのは秋位なんだけど、どうせそれくらいになったらまた別の試練があるのだろうし、とにかく遠い。


いろんな人に言われるんだけど、顔とか雰囲気が毎日違うらしい笑  多分、悪い意味で。笑笑
ここ最近、少しでも早く帰ろうと1時間早く出勤してたのが、結局帰れるわけもなく、日に日に起きれなくなっていった。化粧に時間をかけてみたところで顔の皮膚が拒否するから高いアイシャドウだって全然瞼に乗らないし、服もどんどん適当になる。元気を出そうとお気に入りを身に纏おうとしてたのは少し前の話で、どうせ23時近くまで帰れないのだからと、西友に出かける近所のおばさんみたいな格好になるしかない。長時間のフライトに耐えられるような。定時できっかり冷房が切れるので、暑さと疲労を少しでも和らげてくれそうなゆるい服を。機能性とハイセンスってどうしてこんなに対極のところにいるんだろう。

早退しますって伝えたら、ポーカーフェイスの上司から本気の心配をされてまた泣きそうになった。たしかにメンタルの具合は悪いけど体調は耐えられないほどではないので、つまり今からサボりなんです。私はデキない女です。ごめんなさい…

伊勢丹に来てみた。ずっと前から気にしていた新生のジュエリーデザイナー達のポップアップがやってたので。まだそんなに商業に染まっていない尖ったデザインにはテンションが上がったけど、店員、というかそのデザイナーのアシスタント達は私のことが見えてないようだった。平日に来れるのは暇なマダムか、服飾系の学生の、つまり若くて煌びやかな女の子たちで、その子達には話しかけても、西友おばさんと化した私はその空間の華やかさを引き立てる空気の一部らしかった。

普段休日に伊勢丹に来るときは、大抵自分が一番好きな服で武装して、わざわざ歩きにくい靴を履いてみたり、持ってる中で一番高級感があるカバンを持っていったりするので、大体の場合、伊勢丹の人はまずそれをチラッと見て、私が足を止めたりするとさりげなく近づいて来る。

私だって一応店頭に立ってたことがあるので分かるんだけど、目の前の客が買うかどうかは持ち物、服装、顔色に大体現れてる。自分のために思いきり欲望を満たそうとする人の目はギラギラしてる。これから仕方なく激安スーパーに行きます、みたいな死んだ目のババアに話しかけたところで何にもならないしな。接客やってたときは無駄な気がして大嫌いだったけど、やっぱり欲しいものを見るときは接客されたい。今ここに欲しがってる人がいることに気づいて欲しい。たのむ。。今日つらいんだよ。。

疲れてるだけ、余裕がないだけ。皆それぞれの仕事が忙しいのだから。言い聞かせながらも、何も買わずに帰るのはやっぱり少し悲しかった。ダメな日は何をやってもダメなのかもしれない。

以上、木曜日。
サボったので、明日は2倍がんばらなきゃならない。。

などと考えていたら、もう自然消滅なのかなと思っていたやつから急にラインがきた。もうこの時点で予感がした。

話がある。
うん。
別れよう。
今までありがとう。

奴が私の何が好きで、何が嫌いだったのか、本当は何を思ってたのか、最後までよく分からなかったけど、一応数年というそれなりの時間を一緒に過ごせたのは、精神のどこかで通じ合うところがあったのでしょう。最近はギクシャクするばかりで、ありえんモラハラや暴言(と向こうは思ってないんだろうけど)に度々傷付いてもうこの人とは駄目だとは思ってはいたけど、人生でたまに訪れるこういうどうしようもなくて何もかもが限界というような気分が、皮肉にも今日、この時間に、私たちの間で通じ合ったという直感がしました。こういうときだけ通じ合ってもなー。これまで、どんなに遠いところへ出かけていても、好きな音楽とかライブで思いっきり浸っていても、友達と全然違う話で盛り上がっていてもずっと消えなかった、心のどこかで悩み続けて燻っていたものからようやく解放される。やっと終わった。終わらせられたよー!!!わたし!!!うわーん!!!!誰も言わないので自分で自分に言います。お疲れさま(泣)長かった。。